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八幡社 【正八幡宮】

【鎮座地】長野県飯田市上村754(旧下伊那郡上村)


宇佐美秀臣宮司
宇佐美秀臣 宮司
宇佐美宮司
2012年豊受大神宮(外宮)にて ご奉仕の様子

当神社の神職役員

宮司  宇佐美 秀臣
禰宜  宇佐美 真弓
総代長 北 澤 昌彦


当神社は、飯田市上村(旧下伊那郡上村)の村社として作られたものであり、国指定重要無形民俗文化財「遠山の霜月祭」上町地区が行われる神社です。

上町地区では、平成30年(2018年)に初めて、「祭りの助っ人を募集」をしましたが、昭和には後継者育成活動を目的とした「子供の舞」を始めたことが、50年以上の時を経て現在の継承に役立っています。
祭りの助っ人も、この時代の地区の氏子・保存会の中で話し合われた結果であり、初めての試みで思考錯誤が予想されますが、後世への継承に役立っていくことを願っています。ご協力の程、宜しくお願い致します。

以下は『昭和56年1月の上町保存会記録簿』から抜粋

ーーーー上記全文ーーーー
遠い遠い七百年も昔から我々祖先から祖先へと絶えることなく引継がれてきた霜月祭りが、昨年二月、国の重要無形民俗文化財に指定を受けたことは、皆さんすでにご風知の事と思います。この名誉ある指定こそは祖先の人々がうまず伝統の行事を守ってこられた偉大な精神力の賜と深く心に感銘を受けるものであります。

我々は、この伝統文化財を祖先が今まで引継いでこられたように永くこれからの世代に受継いでいく厳然たる思い義務があることを覚悟しなくてはなりません。
そのためには、伝統神事を誤りなく的確に子孫に伝風することであり氏子総ての力を結集して保存と育成に努めることであります。それは、氏子一人一人が神事を分担して保持することです。多くの氏子が、お宮へ集まり神事を覚え神と共に年に一度の大祭に参加する喜びを得ることです。
それには、先ず、貴殿の御理解と絶大な協力が必要となって参りました。

今年から大祭の前に左記日程で、神事・練習即ち湯立・舞笛・太鼓に至るまで、だれでも参加出来るようにしたいと練習計画をたてました。
お気軽にご参加下さる様、御連絡申し上げます。

一、日時十一月十五日(土)午後七時から
一、会場 上村公民館
昭和五十五年十一月

上村正八幡宮 氏子総代会
上町区長 ―――
霜月祭保存会 上町支部長 ―――