お知らせ

新元号「令和」

平成31年4月1日に新元号「令和」が発表されました。
国内は勿論、海外のメディアでも取り上げられるほど関心の大きかった今回の元号の発表。

出典は、日本最古の歌集「万葉集」の「梅花の歌三十二首の序文」
天平二年正月十三日 萃于師老之宅、申宴会成、于時、初春月、気淑風、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
(天平二年正月十三日 師の老の宅に萃まりて宴会を申く。時に初春の月にして、気淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす)

世界での関心の高さは、元号を使っているのが今では日本だけということもありますが、国内でも近年は「大正生まれ・昭和生まれ・平成生まれ」そして「令和」という新しい年に生まれるという言葉を用いたり、時代や歴史・背景を思いだしたり考えるにあたり、年号との関係は深く生活に関わっているからこそ、関心の高さがあるのではないかと思われます。
 5月に「令和」という新年号に切り替わりますが、平成への寂しさと新時代に一歩足を踏み入れる期待感を抱きながら、この一か月を過ごすことになりそうです。